鼻を高くする
もう少し鼻が高かったら、鼻筋の通ったしっかりとした鼻に変わりたい。このように鼻に対する憧れやコンプレックスを抱いている方は意外に多い。ネットでは自力で鼻を高くする方法なども数多くあるが、実際には自力で鼻が高くなるはずもなく、結局頼るは鼻の整形しかないのが現実である。
鼻を高くする方法
鼻を高くする方法というのは、結局はボリュームを足すことで鼻を高くするしかありません。問題は何を使って鼻のボリュームを注ぎ足し、形を整えて理想の鼻にするかということ。ここでは代表的な鼻を各する方法3種をご紹介します。
人工軟骨(シリコン)
シリコンで鼻を高くするというのは隆鼻術においてはもっともスタンダードな治療法です。あらかじめ作っておいたシリコンを鼻の穴から挿入し、鼻の高さと形を理想の形に整えることができます。鼻の穴から治療するため表面に傷を残さず、仕上がりが非常に自然で美しいのは大きな特徴。
基本的には一生涯効果を維持するためもう鼻の低さで悩むことはありません。安全性を不安視する方もお見えになりますが、シリコンを使ったプロテーゼは歴史があり安全性は十分保障されている治療です。
- 効果は永久的に持続
- 傷跡を残さない
- 自然な美しさ・鼻の形を再現
- 鼻筋が通り美しい
- 安定すればずれることがない など
シリコンに対し抵抗感を持っている方もお見えになりますが、体にシリコンを入れるということは非常に安全で副作用や将来的なリスクも非常に少ないということ。自家組織のように挿入後に変形するリスクがないのも大きなポイントです。
ヒアルロン酸注射
手術まではしたくない。一先ず鼻を高くして本格的な手術はそのあと考えるという方には「ヒアルロン酸」を使った隆鼻術がおすすめです。理想の高さに整えるよう局所的にヒアルロン酸を注射し、鼻の形を整えるだけですので腫れなどのダウンタイムがなく手軽に受けることができるというのが大きな特徴です。
- ダウンタイムがない
- 手軽にいつでも受けられる
- 鼻の形の再現が難しい
- 1年程度で吸収される
- 傷跡がまったくない など
ヒアルロン酸を鼻に注射するだけなのでなんといってもいつでも手軽に受けることができる。ただし、使用するヒアルロン酸の種類が多いためどのタイプのヒアルロン酸を使っているのかなどをしっかりと確認しておく必要がある。
ゴアテックス
ゴアテックスは薄いシート状の医療材料を何枚か重ねて理想の鼻の高さ、形に整える手法ですが、シリコンとの違いは高くする範囲です。通常のシリコンは鼻根部と言って目と目の間の部分の鼻を高くするのですが、ゴアテックスはさらに上側、眉間部からの高さを注ぎ足す隆鼻術となります。Tゾーンを含めての形の変化を希望する場合に用いられるのがゴアテックスを使った隆鼻術なのです。
- 眉間部分からの高さが欲しい方
- 鼻筋の通り方が少しぼやけやすい
- 傷跡を残すことなく治療できる
- ズレに強い・ズレない
- 顔全体の印象を変えることができる など
ゴアテックスは人工血管などに用いられている医療材料ですので極めて高い安全性があります。しかし、稀に原因不明の感染を引き起こすことがありますので何かしら違和感を感じたら速やかに医師の診察を受ける必要があります。
このように鼻を高くする方法には3種類の方法があります。多くの方は鼻根部からの高さを希望するでしょうから、基本的にはシリコンを使った隆鼻術をお勧めします。巷では自己処理によって鼻を高くしたり、美容整体によって鼻を高くするなどという非現実的なことが行われていますが、鼻の高さはそのようなことで変化することはありません。鼻の形や大きさというのは、主に鼻骨と軟骨の大きさで構成されています。それが外力で変化するということはありません。
意味のないことに時間とお金を使うことは本当に無意味です。
鼻を高くしたいのであれば美容外科での鼻の整形しか現実的な効果を得ることなんてできないということを知っておきましょう。